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初心者のエレキギター選び【質問集】

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トップ/よくある質問/柔らかい弦が欲しいのですが、どんなものがありますか?/

柔らかい弦が欲しいのですが、どんなものがありますか?

まず最初にブランドによって特別に柔らかくて弾きやすい弦と言うのは存在しません。

エレキギターの弦は金属で出来ているのである程度硬くて当たり前なのですが、練習を続けて指にタコが出来てきたり、皮膚が厚くなってくるとあまり痛さも感じなくなっていくのです。

つまり、この手の質問をする初心者の人がする事は柔らかい弦を探すことよりもまず練習する事です。(そう言っちゃうと身も蓋もないので続きます)

柔らかい弦とは?

柔らかい弦が、チョーキング等をしても指が痛くならず楽に弾ける弦だとすれば、大きく分けて2種類の方法があります。

スケールが短いギターにする

弦とネックを張っているスケールが短いほどテンションが弱くなるので、 ロングスケールのストラトよりもショートスケールのムスタングの方が、同じ弦を引っ張る力が弱くなり柔らかく感じるはずです。
この単純な理屈は分かってもらえると思います。

ショートスケールの場合は、テンションが強める為に一般的にワンランク上のゲージを張る傾向がありますが、初心者のパワー不足の女子等は試してみてもいいかも知れません。

ロングスケール ミディアムスケール ショートスケール
ストラトキャスターテレキャスター レスポールSG ムスタングジャガー

ゲージをワンランク下げる

現在使用している弦が009のセットだとしたらワンランク下げて008のセットにしたらテンションが弱くなり柔らかく感じるはずです。

具体的にはアーニーボールの場合はEXTRA SLINKY、ダダリオの場合はEXL-130のゲージを使えばかなり柔らかく感じるはずです。

半音下げチューニングにしてみる

半音下げチューニングにするとかなり弦のテンションが落ちるので柔らかく弾きやすくなります。

半音下げチューニング

柔らかい弦のデメリット

弦は太いほどコシがある音になります。ラーメンと一緒です。
柔らかい弦とは細い弦、つまり切れやすい弦です。そして音のハリやパワーも落ちます。

細い弦 太い弦
弾いた感触 柔らかい 硬い
切れやすさ 切れやすい 切れにくい
音の張り 弱い 強い

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